1.高血圧症の方の場合
毎日の血圧の測定をしていただいて血圧手帳に記入してもらっています。
起床後すぐに測定できない方は毎日測定できる同じぐらいの時間帯で測定していただいています。
通常の平均値よりも血圧が高い場合は、
薬があっても電話にて連絡をください。
現在の薬の量で良いかの確認が必要なためです。
低い場合にも薬の調節が必要になりますので連絡をください。
2.糖尿病の方の場合
毎月一回食後二時間後の血糖、ヘモグロビンA1c(一か月間の血糖の変動の度合いを見る検査)検尿をおこないます。
3カ月に一度血中インスリン、尿中アルブミン(腎機能障害の程度を見る)を測定します。
検査の結果を見ながら、
1ヶ月どのような生活を送られ、食餌内容の確認、ストレスの有無などお話をお聞きします。
(眼底検査は眼科の先生に見ていただき、
結果をこちらにも教えてください。)
末梢神経障害による足底部のしびれの確認。
皮膚の状態の確認。(小さな傷から感染を起こしやすいため注意してください)
3.高コレステロール血症の方の場合。
3か月もしくは6か月に一度空腹時検査。
空腹での来院がどうしてもできない場合、
食後でも実施しています。(数値が若干高めになります)
4、感冒罹患
(市販薬内服後になかなか治らないせき込み続く方)
ピークフロー検査をおこないます。(縦笛を吹くような検査です)
普段と確実にことなる息をはく際の息苦しさ、
ぜいぜいする感じの程度によって内服薬のほかに吸入の処方を追加していきます。
その他に日常生活における食事指導他。
市販薬をはじめに試されてなかなか症状が改善されない方がよくこちらに見えます。
軽い咳だからと油断されず、
早めに対応していきましょう。
5.心不全、狭心症、心筋梗塞を生じたことのある方
血圧測定(自宅での血圧測定の記録もお願いします。)
半年に一度もしくは異常時に心電図検査行います。
(異常時には適宜)緊急対応必要な場合は酸素投与、ニトロ、アスピリン、点滴確保など救急対応して専門への紹介を行っています。
労作時の息切れの悪化、浮腫など内服だけでは対応不可能な場合も紹介をしています。
患者さんご自身の日常生活への取り組みが一番大切になります。
食事、水分、便通などの基本ライン。
安静加療と適度な運動がきちんとできているか3~4カ月に一度心臓に負担が生じていないかを見る血液検査をおこなっています。
6.足の運びがうまくいかない、歩くと息切れがする人でも筋肉をおとさない為の筋トレ
EMSと呼ばれる筋肉を付ける機械です。
入院中の寝たきりの方(肺や心臓の病気で歩くと息切れが起きてしまう方や、
透析をされている方)が実際に使用しています。
皆さん「電気をかける」と表現されますが、
週一対応で顕微鏡レベルでの筋肉量増加が認められています。
7.けが(初期対応いたします)